皆さん、こんにちは!旅が大好きなMAIGO @maigo_travel です!
CNNが「東南アジアで最も怖い観光スポット」に選定したというホアロー収容所(Hoa Lo Prison)に行ってきました。
外観です。フランスが植民地統治時代に建てたものなので、欧州風です。
欧米系の観光客が多かったです。
入場料は30,000ドン(約140円)でした。
最初はキレイな場所で展示があり、施設の歴史や概要の説明がありました。
テレビモニターでホアロー収容所の歴史を解説。
欧米系の観光客の人たちは頭を抱えながら観てました。
少しずつ暗い場所になります。
当時の収容所の様子を実物大の人形で再現しています。
外側にもレリーフや逃走用のトンネルがありました。
こんな小さなトンネルを作って逃げ出していたそうです。
中庭にはベトナム戦争の歴史が展示されていました。
当時、各国がどのようにベトナムを応援していたかが展示されています。
敗戦国の日本の博物館は、「戦争の悲惨さ」を訴えかける展示が多いのですが、ここに限らずベトナムの博物館は、戦勝国なので、「自国の偉大さ」を訴えかける展示が多いように感じました。
小さな子ども、女性、お年寄りも収容されていたようです。
ギロチンも展示されていました
欧米系の観光客の人が多かったのですが、青ざめた顔をした人がたくさんいました。
広島、長崎、沖縄とかの博物館・資料館でも欧米系の人たちは、結構、ショックを受けている様子の人を多く見かけました。アジアの歴史は、ほとんど知らないのでしょう。
いろんな国の博物館・資料館に行くと、全然、知らない歴史を学ぶことができます。歴史は、学校では自国に有利なようにしか教えないのだと実感させられます。それは日本も例外ではないと感じます。
でも、これだけたくさんの人が他国にいって観光したり、インターネットとかで相互の歴史を学ぶようになっていけば、それは未来の平和につながっていくことになるのでしょう。
★今日の学び
*敗戦国と戦勝国では博物館の展示の仕方が違う
*歴史は、学校では自国に有利なようにしか教えない
訪問日 2019年7月
訪問施設 ホアロー収容所
入場 30,000ドン(約140円)