皆さん、こんにちは!旅が大好きなMAIGOです。
大阪市西区にある津波・高潮ステーションに行ってきました。
大阪府の施設で防災意識の向上を目的とした「展示棟」を併せ持つ施設です。
かつて大阪を襲った高潮や、東南海・南海地震と津波についての”見て、聞いて、触って”学べるようになっています。
建物の全景です。こういった公共の施設でノボリで宣伝するなんて珍しい。気合いを感じます。
これが入口です。入るとスタッフの方が待ち構えている感じで「初めてですか?」と聞かれます。「はい」と答えると・・・
この案内板の前に連れて行かれ、頼んでもいないのに施設のことについて、説明してくれます。結構、長い説明の後にシアターの「ダイナキューブ」の視聴について強く勧められます。
多目的室には、過去の災害の新聞記事が掲示されていました。
平成30年6月の大阪北部地震。
もう10年以上も新聞をとっていないので、新聞の一覧は少し新鮮に感じました。
これはゼロメートル地帯を体感する実物大の模型。立っている床が海抜の高さです。もし高潮で海水が防潮堤を超えると床の部分よりも下は全部浸かってしまうそうです。
するとここでも、頼んでもいないのにスタッフの人(さっきとは別の人)が高潮とゼロメートル地帯のことについて、熱弁して説明してくれます。
最後はここでも「ダイナキューブ」を推薦してきます。これだけ勧められると見ざるを得ない・・・
モニターでの説明。なかなかわかりやすい。
写真や小さなモニターで説明があります。文章よりも映像や写真の方が印象に残りやすいです。
防潮扉の模型です。
アーチ型の防潮扉の模型は、閉まるまでの動きがわかるようなっています。
定期的に防潮扉の訓練をしているようです。こういうのは大切ですね。
水防団の説明です。
前回の津波の時に建てられた石碑のレプリカです。過去の教訓に学ばなければ。
ついにダイナキューブです。一応、上映時間は決まっているはずなのに、この前に立った瞬間に2人のスタッフに案内され、すぐに映写を始めてくれました。しかも1人で貸切状態。
こんな感じの映像が3面に映写され、実際に揺れとかも感じます。YouTubeにも映像が上がっていますが、全然迫力が違います。出る時に「良かったです」というとスタッフの人が満面の笑みに。
ナマズ絵の流行。災害が起きると色々なものが流行ります。
津波の高さを体感する展示です。床には大阪に津波が来た時に浸水する地域の写真がありました。スタッフの人が熱弁して浸水地域について説明してくれます。ここでも頼んでないですが。
USJは盛り土と堤防があって高潮や津波が来ても浸水しないように作ってあるそうです。
梅田は浸水する地域。高いところに逃げないと。とにかく高潮と津波の時には、すぐに高い建物に逃げるしかないです。
写真を撮っていると、さっきとは別のスタッフがやってきて、タッチパネルのモニターの説明を熱弁してくれました。結局、合計で4人のスタッフから気合いの入った説明を受けました。(タッチパネルの写真は撮り忘れました。)
日用品を活用した防災用品の例です。アルミホイールとラップは必需品です。
こうやってみると日本って本当に災害の多い場所。だからこそ備えが大切だと改めて感じました。とても勉強になる施設でした。
訪問日 2018年7月
住所 〒550-0006 大阪市西区江之子島2-1-64
開館時間 10時から16時まで
休館日 火曜日(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始
入場料 無料
アクセス 地下鉄阿波座駅から徒歩3分くらい。
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